■団体・組合
NPO法人せっけんの街野田地区
せっけんを使って次世代に
キレイな水をのこそう

今は蛇口をひねればいつでもきれいな水が使える時代ですが、水源はわたしたちの油断ですぐに汚れてしまいます。

命をつなぐ水を次世代に手渡すために、使用済み食用油を再利用した「せっけんの街せっけん」を使ってみませんか?

野田市内で集めた使用済み食用油をせっけんにリサイクルしている工場をご紹介。

クイズに挑戦して今からできることを探してみましょう!
お子さんもごいっしょに  (こたえは文末の□に)

【クイズ1】
地球は水の惑星といわれていますが、地球の水をバケツ1杯の水とすると、わたしたちが飲んだり洗ったり、生活に使える水はどれくらい?

  1. コップ1杯
  2. 小さじ1杯
  3. しずく1滴

地球の水は14億km3ありますが、ほとんどが海水(97.5%)です。湖や地下水などの淡水(2.5%)のうち、わたしたちが使える水は0.01%しかありません。たったの1滴です。

 

みなさんは朝起きてから何をしますか?
トイレに行って、顔を洗って、ごはんを食べて、歯を磨いて・・・掃除、洗濯、お風呂とたくさんの水を使います。
一人が一日に使う水は、320ℓ。2ℓのペットボトル160本分にもなります。
歯みがきの時に水を30秒間出しっ放しにすると、6ℓが流れてしまいます。

【クイズ2】
野田市の水道水はどこから来ているでしょう?

  1. 利根川
  2. 江戸川
  3. 利根運河

わたしたちが使った水は、下水処理場で微生物が汚れを分解してから川に流されます。
微生物は有機物は食べてくれますが、合成洗剤などの化学物質は嫌いです。

取水場は野田市下流の松戸市・流山市の浄水場で処理されて野田市に配られています。
わたしたちの排水が水道水になって戻ってきているのです。
流す水には気を配りたいものですね。

 

もしお風呂の浴槽(300ℓ)の水にマヨネーズを大さじ1杯(15mℓ)たらしたら、魚が住める水にもどすには?
–浴槽12杯(!)分の水で薄めなければなりません。
食器の汚れをそのまま流すのは水を汚すこと。
洗う前にボロ布やキッチンスクレイパーでふきとることが大切ですね。

「NPOせっけんの街」は、家庭や店舗から出された使用済み食用油、賞味期限切れの未使用食用油を回収し、自然界に流しても分解しやすく生き物に負荷をかけない「せっけん」に作り変えて、利用を進めています。
再生品を使うことでリサイクルの輪がつながります。

野田市内で使用済み食用油の回収とせっけん利用にご協力いただいています。
・泉亭 ・紙ふうせん ・春日町第3自治会 …etc
ご興味のある方はNPOせっけんの街へお問い合わせください。

せっけんは一日で分解。生き物に負荷をかけません。
水に溶かして白濁するのは、水中のミネラル分とせっけんが結びついたもの。魚のエサになります。


【クイズ3】
せっけんの新型コロナウイルスへの破壊力が大きいことが国立感染症研究所の実験でわかりました。
どの位の時間で不活化するでしょうか?

  1. 20秒
  2. 1分
  3. 3分

ウイルス表面の油膜を溶かすだけでなく、スパイク(突起)まで壊します。
手洗い、マスク洗いに有効です。

外出から帰ったらせっけんで手洗いを-

布マスクも洗えます
水 500ml
せっけんの街せっけん(粉末) 小さじ1/2
よく泡立てて
せっけんは手荒れしないので手袋なしで洗えます。

リサイクルせっけん「せっけんの街」の原料は、主に植物性の使用済み食用油、カセイソーダ、水。
大釜で高温で焚く、昔ながらの製法です。


製造過程でできるグリセリン(*)もいっしょに混ぜ込むので手荒れしにくいのです。
(*)化粧品の保湿剤として使われます。

「せっけんの街」のせっけんは粉末・液体・固形の3タイプ。用途によってお選びください。

  • せっけんの街(粉末) 2kg袋
  • あんしん(重曹入り・粉末) 1.8kg袋
  • 萠(粉末) 150g容器入り
  • こはく(液体) 1,000ml容器入り
  • おれんじ(液体・オレンジ精油入り) 300ml容器入り
  • うてな(固形) 250g容器入り
    (詰替用もあります)

野田市内の販売は

  • NPOせっけんの街野田地区
    TEL:04-7138-2388
  • オーガニックレストラン「紙ふうせん」
    TEL:04-7123-3965(清水167-10)

油汚れに強いせっけんです。
水にぬれても大丈夫なものは、せっけんひとつでみんな洗えます。

【クイズ4】
せっけんを使うときは、ちょっとしたコツがあります。
食器を洗う場合、正しいものはどれでしょうか?

  1. スポンジでよく泡立てて洗い、すすぎは一つずつ流し水で洗う
  2. 洗い桶にせっけん水を張り、食器を全て浸して洗い、ためすすぎをする。

せっけんは濃度が薄くなると洗浄力を失います。(自然界に出た時には安心です。)
ためすすぎをすると、一度離れた汚れがまた付いてしまいます。
洗浄力のめやすは〔泡立っていること〕

目を見張る汚れ落ち!〔煮洗い〕
茶渋のついたきゅうす、湯呑、ザル、ふきんなど
<水、せっけん、酸素系漂白剤>を入れた鍋で5~10分煮立てて(ふきこぼれしないように)、火を止めて冷まします。ザルも新品のよう。


せっけんは人間が大昔から使い続けてきた安心な洗浄剤です。
「せっけんの街せっけん」には白く見せるための蛍光増白材・香料・殺菌剤・抗菌剤などはいっさい入っていません。
最近、合成化学物質に苦しむ方が増えていますがせっけんに代えて、手指の荒れや身体の不調が楽になった人がたくさんいます。
また、戻ってくる水のためにできること、お子さんと一緒にみつけて暮らしませんか?

*食器の汚れはふきとって
*洗いものはせっけんで
*油は流さず回収を

NPO法人せっけんの街野田地区

柏市小青田29-2(本部事務所)


9時半から17時

土日祝




   


 

 

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